この記事について
今回は短所を説明する際の構成について書きたいと思います。面接の場では、内容と同じくらい「話し構成」が重要です。特に短所については、ダラダラ話すとネガティブな印象だけが残ってしまいます。
どういった構成が有効なのか、この時期を読んで覚えていってください。
短所についての解説は、以下を参考にしてみてください。
短所を武器に変える「回答フォーマット」
面接官の納得度を最大化するには、以下の4ステップで構成するのが鉄則です。この順番で話すことで、短所が「改善中の課題」という前向きなストーリーに変わります。
ステップ1:結論(Shortcoming)
「私の短所は〇〇です」と一言で言い切る まずは結論から。IT業界のコミュニケーションは「結論ファースト」が基本です。余計な言い訳をせず、潔く一言で伝えましょう。
例文:
「私の短所は、一つのことに集中しすぎてしまい、周囲への視野が狭くなる傾向があることです。」
ステップ2:具体的なエピソード(Episode)
その短所によって起きた「具体的な失敗や課題」を添える 抽象的な言葉だけでは説得力がありません。過去の経験や、現在の学習過程で「どんな困ったことが起きたか」を短く話します。
例文:
「以前、プログラミングの課題に没頭するあまり、チーム全体の進捗確認を疎かにしてしまい、自分の作業が遅れていることに気づくのが遅れた経験があります。」
ステップ3:現在の対策とアクション(Action)
ここが最重要!どうやって「仕組み」でカバーしているか IT業界では「根性で直します」は通用しません。ツールを使ったり、ルールを作ったりして、論理的にどう対処しているかを伝えます。
例文:
「現在はその反省を活かし、25分作業して5分休憩するポモドーロ・テクニックを導入しています。休憩のタイミングで必ずチャットを確認し、全体の進捗を把握する仕組みを自分の中に作っています。」
ステップ4:仕事への活かし方(Future)
その経験がどう仕事にプラスになるか 最後に、短所と向き合った結果、得られた視点を業務にどう繋げるかで締めます。
例文:
「自分の特性を理解したことで、現在はタスク管理や報連相をより意識できるようになりました。御社でも、集中力とチーム連携のバランスを保ちながら貢献したいと考えています。」
4ステップすべて合わせると。。。
私の短所は、一つのことに集中しすぎてしまい、周囲への視野が狭くなる傾向があることです。
以前、プログラミングの課題に没頭するあまり、チーム全体の進捗確認を疎かにしてしまい、自分の作業が遅れていることに気づくのが遅れた経験があります。
現在はその反省を活かし、25分作業して5分休憩するポモドーロ・テクニックを導入しています。休憩のタイミングで必ずチャットを確認し、全体の進捗を把握する仕組みを自分の中に作っています。
自分の特性を理解したことで、現在はタスク管理や報連相をより意識できるようになりました。御社でも、集中力とチーム連携のバランスを保ちながら貢献したいと考えています。
いかがでしょうか。短所は短所として伝えながらも魅力的な内容に見えないでしょうか?
この文章には以下のテクニックも使用しているので、参考にしてみてください。
- 「仕組み」という言葉を使う: IT企業は「属人的な努力」よりも「仕組み(システム)による解決」を好みます。「意識しています」だけでなく「カレンダーにリマインダーを入れています」「チェックリストを作っています」など、具体的なアクションを強調しましょう。
- 時間は1分〜1分半: 短所の話は長すぎると言い訳に聞こえます。この4ステップをコンパクトにまとめ、サッと次に繋げるのがスマートです。
まとめ
全3回にわたって、面接時の「短所」についてどう回答すればよいかということを解説してみました。
自分の弱点を晒すというのは、悪い目で見られてしまうと思われがちですが、自分の短所とどう向き合っているかを確認しているだけなので、気負わず自分らしさを表現してみてください。

