IT企業面接時の質問対策 -志望動機②-

この記事の内容

今回は採用担当に響く志望動機はどうやって作り上げていくのかということについて書いていこうと思います。筆者が推奨する手順としては以下の通りです。

  1. 会社選びの軸を考える
  2. 志望企業の業務内容を見る
  3. その他の情報を見る
  4. 自分の軸と企業の情報を照らし合わせる

志望動機編②としては1.会社選びの軸を考えるについてお伝えします。

1.会社選びの軸を考える

「自己分析」と言われることも多いかもしれませんが、まずは自分がどういった企業に入りたいと思うかを考えてみましょう。

そもそも何故IT企業に入りたいのでしょうか。
出身学部が情報系の方であれば特に理由は必要ないかと思いますが、それ以外特に文系の方は明確な理由を用意しておきましょう。
 ”大学で情報系の講義を履修した時に面白かったから。”
 ”手に職を付けたいから。今後も成長していくと思う業界だから”
という理由を話してくれる方が多いですが、これだけだと進学した学部と関係ない業界に進むのは何故なんだろうという疑問が晴れません。
大学進学時の学部選びの理由と、そこからの変化を明確にお話ししてもらった方が印象が良いです。
個人的には”学部は適当に選んで今は後悔してます。”とかだったとしても、それはそれで正直かつ企業選びはしっかりしているんだなと感じるのでOKだと思ってます。

IT企業に入りたい理由(軸)はできたので、次は企業選びの軸を考えましょう。
「社員同士の仲がいい企業」とかは割とポピュラーな考えだと思いますが、その理由について”仲がいいと分からない部分をしっかりと教えてもらえそう”という方が結構います。受け身の姿勢が前面に出ていて印象が良くありません。この軸で探していこうとするのであれば、「社内イベントにいっぱい参加したい」とか「自分の意見を反映させていきやすそう」とか、能動的な理由を話せると良いかと思います。

    内容
    業務形態          ・請負がいい
      派遣だとその会社に入った意味がなくなる。
      会社としての技術・製品を向上させていきたい。
    ・派遣がいい
      様々な企業でいろいろな業務を経験したい。        
    業務内容・社会インフラ系
    ・医療系
    ・ウェブサイト
    ・アプリ開発 など
    待遇・年間休日〇〇日以上
    ・給料〇〇万以上 など
    その他・XXXの制度がある
    ・資格取得支援が積極的 など

        上記はほんの一例ですが、「どんな企業で働きたいか」をできる限り正確にイメージしてその理由を考えてみましょう。
        特にIT企業に関しては「請負」「派遣」についてどっちがいいか明確にしておくと、自分のやりたいこととそこまで乖離することは無いと思います。
        面接をしていてもそこに触れられると「お、よく考えてるな」となります。オススメです。

        次回は 2.志望企業の業務内容を見る についてお伝えします。

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