IT企業面接時の質問対策 -志望動機③-

就職活動支援

今回は採用担当に響く志望動機はどうやって作り上げていくのかということについて書いていこうと思います。筆者が推奨する手順としては以下の通りです。

  1. 会社選びの軸を考える
  2. 志望企業の業務内容を見る
  3. その他の情報を見る
  4. 自分の軸と企業の情報を照らし合わせる

志望動機編③としては2.志望企業の業務内容を見る3.その他の情報を見るについてお伝えします。

志望企業の業務内容を見る

志望動機②で自身の企業選びの軸というものを考えたところで、次に志望企業の業務内容をもう一度見てみましょう。

まずは業務形態。請負なのか派遣なのかは必ずチェックしましょう。どちらの業務形態が良いかは、企業選びの軸である程度絞れていると思います。

次に、業務種別を確認しましょう。大まかに以下のような種類があると思います。参考にしてください。

業種内容
設計
コンサルティング 
システムの要件定義から設計までを行ったり、プロジェクトの運営をメインに実施する
ソフトウェア開発
※WEB含む
ソフトウェアに関して設計、開発、試験をメインに実施する
サーバ構築
(インフラ)
ソフトウェアが動作するサーバの構築をメインに実施する
※IT業界において「インフラ」とは電気やガス等の事ではなく、
 サーバ関連業務のことを言います
品質管理ソフトウェア開発やサーバ構築によって作成されたものの品質確認をメインに実施する
不具合を見つける試験を専門とする(納品まで担当することもある)
保守納品したシステムの定期メンテナンスや不具合が発生した際の対応をメインに実施する
ヘルプデスクシステムに関する質問対応をメインに実施する

種別が分かった後は、その種別の中で大雑把でも良いので何をしているのかを把握しましょう。特に「自動車系」や「〇〇業界のWEBサイト」「〇〇管理アプリケーション」など、どの分野が強いのかを把握しましょう。対個人(BtoC)なのか対企業(BtoB)なのかも知っておくと良いですね。
BtoCであれば不特定多数の方に利用してもらうシステムが多くなると思うので、誰もが使いやすいものを作る必要があります。逆にBtoBでは特定の業種向けや1社だけのオンリーワンシステムを作成することが多く、顧客特化なものを作ることになります。

また、「チームで開発を行っていく」と説明する企業が多いかと思いますが、この「チーム」というのも実は色々あります。自社の人間だけで構成されたチームなのか、自分を含め色々な派遣社員で構成されたチームなのか、自社の人間1人で派遣社員を管理するのか。この3つだけでも、それぞれで自身の立場や立ち回りが大きく変わります。自社の人間1人で派遣社員を管理は大企業に多いですかね。

会社説明会や企業サイト、就活支援サイトなどの情報を精査して、その企業に入った時にどういった業務ができるのかをできる限り鮮明にイメージできるようにしておきましょう。
志望動機以外にも、相手から質問された時に使えることもしばしばあります。良く聞く用語でいうと「企業研究」ですね。

会社説明会の前にこのサイトを見ていただいている方がいれば、質問タイムに業務内容のことを聞きにいくのをお勧めします。相手の説明だけでは確実に把握しきれません。

その他の情報を見る

メインの業務内容を確認したら、その他付随情報を確認しましょう。給与や休日、福利厚生などになりますが、ここはIT業界問わずどこも一緒だと思うので、気になる数値をチェックしてみてください。

IT業界特有のポイントとして、ぜひ確認しておいてほしいのが「資格取得支援制度」です。
IT業界には多種多様な資格がありますが、資格を取得した場合に「お給料(手当)に反映されるのか」「一時金が貰えるのか」「特に何もないのか」は企業によって全く異なります。これは入社後のモチベーションや不満に直結する部分ですので、資格取得に興味のある方は必ず確認しておきましょう。

【現役面接官の本音】説明会で差がつく!業務内容を深掘りする逆質問の例

記事の途中で「会社説明会では、業務内容を自分から聞きにいくのがおすすめ」とお伝えしました。では、実務未経験の方が、説明会や面接の逆質問でどのように聞けば、マイナス印象にならずに「お、よく調べているな」と高評価をもらえるのか。具体的な質問のセリフの例を2つ紹介します。

💡質問例①:チームの体制について聞く場合
「御社の会社説明を拝見し、〇〇業界向けのシステム開発に強みがある点に非常に惹かれました。未経験からのスタートとなるため、入社後に配属されるチームの体制についてお聞きしたいです。基本的には自社の先輩方と同じチームで動く形になるのか、あるいは他社の方との混成チームになるのかなど、実際の現場の雰囲気を教えていただけますでしょうか」

💡質問例②:資格と成長環境について聞く場合
「将来的に早く自立したエンジニアになりたいと考えており、まずは基本情報技術者試験の勉強を始めています。御社のホームページで資格取得支援制度がある拝見したのですが、実際に未経験で入社された先輩方は、入社後にどのような資格から挑戦されている方が多いでしょうか」

このように、事前にホームページで調べた情報(業務内容や制度)をベースにして、「実際のところはどうですか?」と一歩踏み込んで質問をしてみましょう。これだけで、他の受け身の求職者と圧倒的な差をつけることができますし、ここで得たリアルな回答が、そのままあなただけの強力な志望動機の武器になります。

次回は 4.自分の軸と企業の情報を照らし合わせる についてお伝えします。集めた情報と自分の軸をパズルのように組み合わせて、実際に面接官に刺さる志望動機を完成させる具体的なステップを解説しますね!

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