この記事の内容
今回は「IT業界で使いやすい「短所」の例と対策」について書いていこうと思います。
自分の悪い部分をわざわざ答えるのは非常に難しいと思いますので、そのあたりについて皆さんの力になれたらいいなと思います。
なぜ短所を聞くのかということについては、前回の記事を読んでみてください。
IT業界の面接で高評価につながる「短所」の具体例と対策
IT業界の面接では、短所を「ただの欠点」で終わらせず、**「エンジニア・IT職らしい解決策」**をセットにすることが合格への近道です。
そのまま使える3つの定番パターンを紹介します。
こだわりが強すぎて、時間をかけすぎてしまう
ITの仕事は細部へのこだわりが品質に直結するため、これは「長所の裏返し」として非常に伝えやすい項目です。
- 伝え方のコツ: 「納得いくまでコードを書き直したくなる」「UIの細部が気になってしまう」など、具体例を出します。
- 対策(リカバリー): 「まずは全体の60%の完成度で一度上司やチームに共有し、方向性を確認してから細部を詰めるように意識しています。また、タスクごとに『何分まで』と制限時間を設けてタイマーを利用しています。」
- 面接官への印象: 「品質への意識が高く、かつ納期管理(工数管理)もしっかりできる人だ」と評価されます。
心配性で、確認作業に時間がかかる
システムのバグや設定ミスが大きな事故につながるIT業界において、「慎重さ」はむしろ武器になります。
- 伝え方のコツ: 「ミスがないか不安で、何度も見直してしまい、作業スピードが落ちることがある」と伝えます。
- 対策(リカバリー): 「ヒューマンエラーを減らすために、自分専用のチェックリストを作成しています。また、手作業での確認には限界があるため、テストコードの作成や自動化ツールを導入して、仕組みで解決するよう努めています。」
- 面接官への印象: 「慎重に仕事を進めるだけでなく、自動化などの『効率化』の視点も持っている」と好印象を与えます。
一つのことに集中すると、周りが見えなくなる
「ゾーン」に入って高い集中力を発揮するのはエンジニアの強みですが、コミュニケーション不足の原因にもなります。
- 伝え方のコツ: 「集中しすぎると周囲の声が耳に入らなくなったり、チャットの返信が遅れたりすることがある」と正直に伝えます。
- 対策(リカバリー): 「集中する時間と周囲とコミュニケーションをとる時間を分けるため、ポモドーロ・テクニック(25分集中・5分休憩)を取り入れています。休憩時間には必ずチャットを確認し、チームへの進捗共有を欠かさないようにしています。」
- 面接官への印象: 「自分の特性を理解し、チームに迷惑をかけないための具体的な工夫(ライフハック)ができている」と評価されます。
短所選びの黄金ルール
IT業界の面接で話す短所を選ぶときは、以下の「3つのNO」に注意してください。
- NO 致命的: 「個人情報をよく紛失する」「時間に絶対遅れる」など、仕事の前提を壊すものはNG。
- NO 改善の余地なし: 「性格なので直せません」はNG。必ず対策をセットに。
- NO 嘘: 自分に嘘をつくと、入社後にミスマッチで苦しむのは自分です。
まとめ
面接の場で実際に使える例を3つ紹介しました。
短所については「自分の弱点であること」は隠さず、それをどう克服しているか・対策しているか、またどう活かせるのかということを明確に伝えるようにしていきましょう。

